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第6回:VERSUS

2004年10月11日 01:16

VERSUS
ワタシは、あまり邦画を観ません。
映画鑑賞に、現実逃避を求めているワタシとしては、邦画だとあんまり娯楽として楽しめないから、という理由で、邦画を敬遠していた訳です。
そんなワタシが、この監督の映画だけは凄い!と断言するのが北村龍平監督。

今回は、北村監督作品の中から、初の長編となったこの作品をチョイス♪

ネタばれ度:星星星星星(灰)


この作品を観た理由
ワタシの趣味に合いそうだったから。

評価:星星星星星

どことも知れぬ深い森......
恐るべき死闘が繰り広げられていた。
ひとりの侍と死人たちによる壮絶な斬り合い。勝利し、森から脱出する侍だが、謎の人物にいきなり斬って捨てられたのであった......

時は変わって現代。
この森を疾走する二人の男がいた。脱獄してきた囚人の様だ。彼らを迎えに来たキナ臭い男たちと、男たちに拉致されてきた女。揉め事が起こり、囚人のひとりが男たちのひとりを射殺した瞬間、この不思議な森の隠された力が目覚め、凄まじい闘いの火蓋が切って落とされる......


詳細情報
邦題VERSUS
製作国日本
製作年2000年
監督北村龍平
脚本北村龍平 山口雄大
出演坂口拓 榊英雄 松本実 他
ジャンルアクションスプラッタホラー


感想1:
この映画は、どこかのサイトで、以下のうち、好きなモノがある人には絶対におススメ、と書かれていたのを目にしました。

・ゾンビ
・スプラッタ
・映画『ブレイド』
・ゲーム『Devil May Cry』

ワタシは上記のうちの全てが大好き。
じゃあ観てみるかな、と、ビデオをレンタルして来たのでした。
結果は......ビデオを返却してもいないうちからDVDを購入。メイキングからコメンタリーまで、舐める様に観倒すコトとなった訳です。


感想2:
冒頭、津軽三味線の調べに乗って突然繰り広げられる、斬り合いシーン。
静と動のメリハリが効いていて、かっこつけシーンキメキメで、あっと言う間にストーリーに引っ張り込まれてしまいました。

舞台が現代に移り、初めて台詞が入った途端、「ぼ...棒読み...」と後ろに引っ繰り返ってしまいました。そこは「ま...まぁ知らない俳優さんばっかりだしな」と気を取り直しましたが、そんなずっこけモードは、最初のゾンビが登場した途端、消え失せました。
これでもかと浴びせられる銃弾。
これでもかと飛び散る血飛沫。
一体何故、突然ゾンビに?
物語にぐいぐい引き込まれます。


感想3:
ゾンビのメイクとか、生首や内臓の作り物とか、随所に「低予算映画だ」と思い出させる部分があるコトは否めません。
でも、邦画に娯楽性を感じられないのは、ハリウッド並の予算を取れないから作り込めないんだ、なんて言うのは、単なる言い訳に過ぎない、という事を、ホント思い知らせてくれます。

何よりもまずあのアクション......!
監督の気迫と妥協しない魂、俳優さんの気合がガンガンに入れば、あんな凄いアクションが撮れるのです!
主演の坂口拓さんは、ボクシングのプロライセンスを持ってはるんだそうで、さもありなん、という身のこなしです。アクション中の瞬きについては、『アンダーワールド』のレビューでも述べましたが、坂口拓さんは、敵の攻撃を際どいところでかわしつつ、絶対に瞬きしません。
何故、北村アクションはあんなにかっこいいのかな、と思ってましたが、やっぱりこの「瞬きしない」というのが、かなり大きな要素みたいですね。

『マトリックス』や『ブレイド』のアクションも凄くかっこいいですが、これはサングラスで隠していれば瞬きが誤魔化せるから...とは『アンダーワールド』のレン・ワイズマン監督の弁でしたっけ。
ウェズリー・スナイプスのファンでもあるワタシとしては「ウェズリー様ならグラサン無くても瞬きしないもん!」と、ちょっとむっとしましたが。

閑話休題、とにかく、このガチンコ体当たりのアクションシーン、すっごいです。

3丁拳銃!2丁拳銃どころか3丁拳銃!


榊さんのキメポーズ!榊英雄さんが刀でキメポーズ。
もっとかっちょいいシーンあったんだけど、榊さんの動きが速くて、綺麗にキャプチャ出来ませんでした...


二刀流でキメポーズ!坂口拓さんが二刀流でキメポーズ。

これ以外にも、素手による格闘シーン、2丁拳銃、随分たくさん弾丸持ってきたんだね、とも思っちゃう激しい銃撃戦、ナイフvs素手...と、どのアクションも、ワタシうっっっとりしてしまいました。


感想4:
北村監督は大阪出身。それ故か、随所に散りばめられているブラック気味のギャグも、関西在住のワタシの壺にどんぴしゃりです。
片手ちぎれてんのに平気でいるヤツとか、警察の人間がぶったまげる様な銃出して来たりとか、ゾンビが銃撃してきたりとか。
そういえば、銃撃するゾンビって、ゾンビ史上初では...?
いや、『ゾンビ・コップ』って映画、あったっけか。
でも人間とゾンビの銃撃戦は、ゾンビ映画史上初、ですよね?うん。
待てよ?ゾンビ映画史上初と言えばむしろ、ゾンビとの殺陣の方かも知れない。

また、先駆者の作品に対するオマージュもたっぷりで、観ながら「サム・ライミ!サム・ライミ!」とか「ハイランダー!ハイランダー!」とか言ってたんですけど、コメンタリーで観たらそれが大当たりで、なぜか凄く嬉しかったです。


感想5:
このDVD、今年に入って『THE ULTIMATE VERSUS』というバージョンも出ています。モチロン、買っちゃいましたです。
アクションシーンがかなり増えていて、よりかっこよくなってます。
当時のスタッフや出演者が集結して、撮り直したんだそうですよ。

このバージョンでワタシが一番嬉しかったのは、3人のアサシンズの活躍シーンが増えたコトです!
3人のアサシンズ前のバージョンでは、腕が立ちそうなのに出て来るなりゾンビになっちゃって、ちょっと残念でした。
でもこっち買えばこの3人のアクション、堪能できます。
それだけでなく、ゾンビになった後のアクションも追加されてて、益々嬉しい♪

info.png追記:2010-01-26 先日DVD貸した友人によると、『THE ULTIMATE VERSUS』は戦闘シーンが逆に長過ぎて、微妙につまんなかったそうです。
(´・ω・`)
やはり初めてご覧になる方は、ノーマルから観た方が、良さそうです......
(´・ω・`)


感想6:
この監督の映画が素晴らしいのは、最大級エンターティメント作品でありながら、メッセージ、というか、監督の熱い魂を感じられるってコト。
この作品で印象に残ったのは「簡単に手に入るものになど価値はない」という台詞でした。
『ALIVE』『あずみ』『スカイハイ』と、段々作品のスケール(というか予算)がデカくなってく北村作品ですが、どの作品にも、娯楽性の高い内容でありながら、それだけでは終わらない...というものになっていて、そういうトコロも、北村監督にハマった理由なのであります!


実はワタシ、北村監督ご自身にお目にかかった上、持参した監督の著作「北村龍平 MAN ON FIRE」にサインをいただく、という僥倖に恵まれたコトがあります。
去年、某所で行なわれた某イベントに参加したからなんですが、講演ではたっぷり監督のお話を伺えたし、交流会では握手もしていただきました。
著作ですっごいエラそーなコト書いてはるけど、実際はとても礼儀正しいし、紳士だし、お話も上手だったし、すごい自信家なんだけど謙虚な方で、尊敬の念が湧き上がるのを止めるコトが出来ませんでした。
監督の、自信たっぷりの言葉は、それだけの自信を持って然るべき努力をしてはるからなんだ、というのがよく分かりました。

舞い上がって言葉も出ないワタシの本にサインして下さったあと、監督の方から「ありがとう」と握手してくださったコトが忘れられません。
ワタシより歳下だってのは超ショックでしたが。

この映画のお陰で、ワタシがホラーマニアであるコトを、初めて旦那に感謝されました。
「お前がホラーマニアでなかったら、俺もこの映画を観る事はなかったやろな」だ、そうです。

もうすぐ公開になる『ゴジラ FINAL WARS』、旦那とゴジラは誰と背中合わせて回るかなと、楽しみにしています♪


トレーラー




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コメント

  1. 喜八 | URL | 79D/WHSg

    昨晩(2005-01-13)ようやく観ました。
    いや~、凄かったですね。(^_^;)
    なんの変哲もない雑木林を舞台に延々とアクションが繰り広げられる。
    「この人たちはとことんアクションが好きなんだな~」と思いました。
    > 随分たくさん弾丸持ってきたんだね、とも思っちゃう激しい銃撃戦
    本当にそうですね。あれだけ撃ちまくるには予備のマガジンをデイパックにたっぷり詰めて背負ってこなければなりません(笑)。

  2. yohko | URL | 79D/WHSg

    >喜八さん
    ご覧になりましたか。
    すっごいアクションでしたでしょ?
    ワタシの中では、ガン・アクション及びソード・アクションNo.1の映画です♪

  3. みずさわ慶希 | URL | 79D/WHSg

    初めまして。「坂口 拓」で検索したらこちらに辿り着きました。
    アクションの素晴らしさはもちろんですが、やっぱり坂口さんの“棒読み”&“声の出てなさ”にもうメロメロですよ! そりゃあ『ゴジラ FINAL WARS』でセリフ1コも貰えなかったのも無理ナシ!(笑)
    ところで坂口さん、7月公開の『魁!! クロマティ高校』にも出てるんですよね。原作マンガでも映画でも出番はちょっぴりですが、サングラスかけた坂口さんがマンガのキャラそっくりで笑えます。(原作知らないと似てるかどうかわかんないか…)
    公式HPに写真が載っているので、見てみて下さい。

  4. yohko | URL | 79D/WHSg

    >みずさわ慶希さん
    初めまして!
    コメントありがとうございます。
    クロマティ高校が映画化される、というのに仰天しました。
    ゴリラはやっぱり増えるんでしょうか。
    楽しみです。

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