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第25回:テンタクルズ

2004年12月03日 11:12

テンタクルズ
子どもの頃、ワタシはよく日曜洋画劇場を見ていました。
随分たくさんの映画を観ましたが、これはとりわけお気に入りで、忘れられなかった作品です。
DVD化されたので、早速我がコレクションに仲間入りしてもらいました♪

ネタばれ度:星星星星星(灰)


この作品を観た理由
懐かしかったから。

評価:星星星星星(灰)

アメリカのある長閑な海辺の町。
海岸や船の上からの行方不明者が相次ぎ、遺体で発見される事件が起こった。
遺体は、体液ばかりか骨髄までが吸い取られ、ほとんど骸骨化しているという異常な有様......
折りしもその海域では、大企業による海底トンネル建設が行なわれており、ベテラン記者ターナーは、この事件と海底トンネルとは関連があるのでは、と考え、取材を開始する。
海洋生物学者ウィルも、この事件の調査に乗り出すが、真実は知れぬまま、犠牲者だけが増えていく。
そんな中、町は毎年恒例のヨット・レースの日を迎える......


詳細情報
邦題テンタクルズ
原題TENTACLES
製作国イタリア
製作年1977年
監督オリヴァー・ヘルマン
脚本ティト・カルヒ 他
出演ジョン・ヒューストン 他
ジャンルパニック


感想1:
いや、憶えてるモンですね。
海辺からベビーカーが消えるあのシーン。
記憶のままでした。
あの「てろれろれん♪」というテーマまでも記憶のままでした。
それだけ、印象に残ってたって事なんだなぁ。


感想2:
この映画、イタリア映画な訳ですね。
イタリアといえば、ヒット映画をすぐパクるのがお家芸。
この映画も、絶対にスピルバーグ監督の大ヒット作『ジョーズ』(1975年)を観て一念発起。鮫を蛸に変え、鮫が顎なら蛸は触手だい!みたいなノリで作っちゃったって雰囲気をビンビン感じます。

でもワタシは、この映画を観た当時も今も、『ジョーズ』よりはこちらの方を、面白いと感じます。
大蛸の怒りを買ったのは人間による自然破壊が原因である、というところと、人間の力だけで大蛸を退治したのではない、というところが、とても好きだからなんです。


感想3:
この映画、結構残酷だと思います。
なんたって、最初の犠牲者は、赤ちゃんだし。
ワタシが敬愛するジョン・カーペンター監督の『要塞警察』で、いきなり幼女が射殺されたのに驚いたけど、赤ちゃんの方が酷ですよね......
ママの気持ちを想像すると、言葉も出ない。

あと、ヨット・レースの結果も残酷。
不覚にも泣いちゃいました。

このムゴさも、イタリア映画だからかしら......


感想4:
最初のうちは、蛸が巨大に見えないばかりか、船を襲うシーンのちゃちさに目がいっちゃったりして、ああ、ワタシは汚れてしまった...なんて悲しく感じてしまいました。

大蛸の触手に絡め取られるシーンでは、触手ではなく人間の方が動いてぐるぐるされる、というお間抜けさ。
とは言え、あんなデカい触手に絡み取られたら、きっとすっごく痛いだろうなぁ、と考えたり。

ワタシ中学生の頃、素潜りして、蛸を捕まえた事があります。
ヤスで突いてゲットし、海から上がってヤスから蛸を抜いて掴んで、一緒に居た親戚の人に戦利品を自慢しようとしたのですが、ワタシの口からほとばしったのは、「ぎゃあああああ!!」という悲鳴。
アタマを掴んだワタシの腕に、蛸が必死で触手を巻きつけたんですが、その吸盤が痛い事痛い事。おまけに引っ張ってもなかなか取れないし、腕にはばっちり痕が残るし。
そんなに大きくない蛸であれだけ痛かったんだから、作中のような巨大な吸盤で吸い付かれたら、と思うと、ぞっとします。
そりゃ骨髄も吸い取られますって。
とれとれの蛸のお刺身はとっても美味しかったですけれど、食べる時また吸い付かれたらどうしよう…と、すごく怖かったです。

閑話休題。
今観てもいいシーンもあります。
ヨット・レースのシーンは、非常に印象的。
派手なパニックシーンがある訳じゃないのに、すごい緊張してドキドキしながら夢中になっちゃう。
海中からの視点で、船に蛸がにょろりと絡みつくシーンも、なかなかいい感じ。
やっぱり面白いです、この映画。


感想5:
んで!

毎度お馴染み、動物好きとしましては、今回の映画では欠かせない存在、シャチくんに注目する訳です。

あまあま~シャチ、可愛い!
ワタシもお口の中、撫でたい~!
初めてこの映画を観た時、すでに『オルカ』を観た後だったので、シャチが出て来た時は、オルカが人間と仲良くしているのに驚きました。
椋鳩十さんの『白い波白い波イルカがゆく』を愛読していた事もあり、ワタシにとってのシャチは、獰猛で悪い奴、という印象でしたから、今度はシャチが人間の味方、というのが、強烈に印象に残ったのです。

ただ...残念だったのが......

背びれが曲がってるコ最初にシャチが出て来たシーンでは、2頭のうち1頭の背びれが曲がっていたのに......


背びれまっすぐ……それ以降、背びれ曲がりのシャチが出てこなかった事。
海のシーンでも、2頭の背びれはまっすぐだし。

動物好きとしては、このディテールにこだわってくれなかった製作サイドに、痛恨のダメ出しをせざるを得ませぬ......


......っという事で、1970年代後半の、動物パニック映画ブームの一端を担ったこの怪作。
難しい事は考えず、この当時の特撮技術に思いを馳せつつお楽しみくださいませ♪


トレーラー





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